
【旅の資金】長期海外旅行をより長くするための旅の資金づくりは?
長期旅をより長く伸ばすための資金づくりはどうしてる?
長期で旅に出る場合の資金について、自身の経験や友人たちの話を基にした現実をお話しします。
長旅での金銭的不安の解消になると思いますよ。
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【本記事の内容】 目次
長期旅行の旅の資金について
長期旅行とはどれくらいの期間を指すのかは人によって異なるかとは思いますが、個人的な感覚でいえば、
3か月以上~3年未満くらい。 それ以下を中期、短期と考え、それ以上を「移住者」と考えています。
では、筆者的に長期の旅の資金とは、いくらくらいで、どのように管理しているのかについてご説明します。
経済的旅行者(バックパッカー)の旅の資金はいくらくらい?
私は今現在、日本で旅の資金作りと、アーリーリタイア(何回目の?笑)のための資金を生み出すシステム作りに精を出しています。
では長期旅行をするための「資金」とは、とりあえずいくらくらい必要なのかについて経験から結果だけ先に言わせていただくと。
月に10万円が目安になります。 あくまでも目安ですが、平均して10万円くらいで1月を過ごすことになるのが一般的だと言えます。
旅の資金の内訳
長期旅行に限ったことではないのですが、旅の資金についての内訳をあげてみると、
- 移動費(日本から、日本への飛行機代、船代を除く)
- 宿泊費
- 食事代
- 雑費(お土産や生活必需品等の購入費および通信費など)
- 施設への入場料など
簡単に書くとこんな感じでしょうか。
あくまでも一般的なバックパッカーのスタイルであげていますが、極限まで資金を削る人や、優雅に過ごす(笑)バックパッカーもいるのでこれに限りませんが。
旅の資金管理
海外旅行に出かけるときの厄介ごとの一つが「資金の管理」になります。 では、長期の旅行での資金管理はどのようにするのが良いのかについてご説明します。
電子マネーの発達した現在では大量の現金や小切手を持ち歩くことが減ったというよりほぼなくなったと言えるでしょう。
それでも行く先の国によっては「現金」が絶対的である国や、電子マネーが発達していない国も存在します。
では、そのような国に行くときの「現金」はどのように手に入れればよいのか?
現在ではアフリカだろうが南米だろうが起点になる街には必ずATMがあり、現地通貨、もしくは米ドルを手に入れることができます。
これは本当に大きなことで、わざわざ日本から現地通貨を持って行く必要がなくなったので、レート損することも少なくなりました。
例えば日本からバンコク経由で目的地の辺境に行くとします。
バンコクであれば日本円から米ドルやその他の国の通貨に両替することも可能ですし、街中に出国できれば街の両替でそれをすることも可能になります。 さらに日本で両替をするよりも手数料は安く済むことになります。
また、バンコクには空港にも街中にも多くのATMが存在するため、日本のカードで現地通貨を引き出すことも可能になります。
シンガポールやクアラルンプール等の大都市も同様のことが言えます。
多少なりの現金を都市のATMで出金し、米ドルを作る。 それを辺境に持って行き現地通貨に現地で両替、またはドルやユーロが使える国はそのまま使用するといった具合になります。
あとは買い物等であれば少額であったとしても「クレジットカード」を使えば、現金の紛失や盗難のリスクは減ります。 クレジットカードにはクレジットカードなりのリスクはありますが、カード会社によっては「補償」してくれるところもあるので、利用しない手はないと思います。 保険も付帯しますしね。
とにかく、現金を持つのは極力少なくしましょう!
※クレジットカードでの買い物やキャッシングはレートがいいです。 キャッシングは金利がとられるのでおススメはしませんが、クレジットカードも使う場所や用途によってはキャッシュカードで出金するより確実にレートは良いと覚えておいてください。
今どきの旅人はそのほとんどが「スマホ」や「PC」を持ち歩き旅行しています。 中国のように閲覧規制がある国でも「ネットバンキング」くらいはできるでしょうし、資金の管理は相当にしやすく、身近なはずですので、ネットバンクの登録は必須の長期旅行の条件になっていますね。
旅資金の今と昔
ちょっと余談ではありますが、十数年前の話をしますと・・・。
現在ではネット環境のおかげでずいぶん楽になった「海外旅行」。 その昔の話をさせていただくと辛い思いでしか浮かびませんが(笑)
海外へ持って行くお金の内訳は現金3:トラベラーズチェック7くらいの割合で、おなかの貴重品袋に入れて肌身離さず持ち歩いていました。
トラベラーズチェックは「無くしても再発行できる」との触れ込みで安心をうたっていましたが、実際には再発行できるオフィスは限られており、ものすごい苦労を強いられた思い出があります。 中央アジアやカフカス、トルコで断られ、更にはバンコクでもダメで、結局は台湾で半年後に再発行できたという辛い目にもあいました。 良い思い出にもなっていません(笑)
そして、腹巻の中に入れた現金の臭いことと言ったら、思い出したくもないですね。
境港から韓国の東海を経由してウラジオストックへ向かう船の中のトイレで1000ドルと1000ユーロ+数万円の入った貴重品袋を大をした時に忘れてしまったのですが2度と戻ってくることはありませんでしたw
船の中なのにね・・・。 日本の船なら、どうだったかな。 貴重品袋のトイレのドアへの掛け忘れには注意しましょう!
ウラジオストック港
インターネットがまだまだのころは現地で買った「ポストカード」で友人に近況を知らせていたものですが、徐々にそれがメールに変わり、今ではLINEですべてが済んでしまう時代になりました。
情報と言えば「旅行人」の掲示板で得て、自分で拾った情報を書き込む。 そんなことをしていましたが、今ではブログであり、youtubeであり、SNSであったりします。
それぞれ良し悪しはありますが、筆者も頑張って「旅行情報」を今後も発信していきたいと思っています。
本題、現地(海外)での資金作り
本題が遅くなってしまいましたが、長期旅行での資金、それも使うばかりでは不安な時代になりました。
では、長期旅行で「お金」を生むことはできないか、また減らさずに増やして旅行を長引かせられないかについて自身の考えをまとめてみました。
結論を先出すると・・・「投資」に行きつきます。
ではなぜか?
手間がかからないからです。 しかし、資金を減らすリスクももちろんあるので、そう簡単ではありません。 そのため、現在私は奮闘しているわけですが。
例えばですが、海外旅行をしつつ現地のものを日本へ送る商売をしたとします。
そこには大変な手間と信用が関わってくるので、それこそ旅行ではなく「商売」になってしまうからです。 適当なことはできないので、旅行をしながらというのはなかなか難しく、二の足を踏んでしまいます。
これが好きな土地に住んで近隣で仕入れたものを日本に売るといったことはできますが、それでは趣旨が変わってしまうし、本末転倒になってしまうからです。
そうなってくると旅行をしながら稼ぐのに一番適しているのは「株式投資」もしくは「FX」に絞られてくるのではないでしょうか。 移動日は土日にして、取引は株を中長期にし、FXをデイトレから短期スイングで小銭を稼ぐといった具合。
ちょっとした空き時間や寝る前の時間を利用するだけでも「資金を増やす」ことは可能になってきます。
無理な責任がかからず、ネット環境さえよければ収入を得る可能性が出てくることになります。
資金を減らさず、または増やしながら大好きな旅行をする。 夢物語でなく、努力とやり方次第では可能なことではないでしょうか。
もう1つは「ブログ」や「youtube」という手もありますが、これには相当なセンスが必要となってくるので私には無理と判断しています。
お小遣い程度は稼ぎたいと思い、努力していくつもりで書いてはいますが・・・・。
※くれぐれも、投資にはリスクがついてまわることを理解してトライしましょう。 多少のリスクを背負わず「いい夢」は見られませんから私は頑張ります!!
ソマリランドの路上の両替商
まとめ
長期旅行も期限を決めてサッと割り切って日本へ帰れる人と、そうでない人(筆者)が居ます。
筆者のような人間は帰国しても金を貯めては再びあてもなく出国するといったことを繰り返していくわけですが、そういった人間が「どうすれば長く旅行できるか」を考えたときに行きつくところが「投資」をしながらという判断に落ち着きました。
実際に2005年から2011年の間は株式投資で暮らしていましたので、もう少し安定させてグレードアップできればと思っていますが・・・(当時は資金を吹っ飛ばされましたがw)
そんな私もついに数年前に結婚をしたのですが、その相手というのも強者で、「一緒に旅をする」ことをともに夢見て日々努力をしています。 私ひとりならもうすでに日本にはいなかったでしょうが(笑)
一人ならお気楽だったものが2人になったので、簡単に自爆することもできなくなりました。 そのため現在はしっかりと計画を練り、投資の種銭を増やすことに精を出しています。 また、1円でも軍資金が増えればと、ブログ、写真販売等、無理な努力をしなくてもお金になること(お金にできること)を増やしていき、旅行しながらも優雅に生活できるシステムを作るべく日々を送っています。
マイノリティーな私のような人のために今後も旅行の事、お金のこと、節約の事についての記事をお届けしたいと思っています。
それでは、良い1日を!
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