ないものねだり

【北アルプス】山歩きと日帰り温泉を楽しむ @ 笠ヶ岳【新穂高】

ツノさん
ツノさん
2019年12月25日

山と日帰り温泉を楽しむ旅

山歩きをすることによる健康への「効果」と「癒し」、さらにそれに加えて温泉でリフレッシュするという心身両面への効果絶大な旅。

今回は長野、岐阜にまたがる北アルプス南部を訪れてきました。

筆者自身は初めての岐阜県側の新穂高からの北アルプスイン。 今までその姿を見るだけだった美しい「笠ヶ岳」に登った記録をご紹介したいと思います。

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山歩きと温泉

山へ頻繁に行かれる方は歩いた後の温泉は常識と言っていいくらい当たり前の事ではありますが、山をやらない普通の「温泉好き」には是非試していただきたいのが 山歩き×日帰り温泉 の組み合わせです。

山歩き、温泉共にリラクゼーション効果のある者同士の組み合わせなので、無理のない行程であれば間違いなく「肉体的にも精神的」にも優れた効果を発揮すること間違いないです。

山の近くには「温泉」があります。 下山後は温泉で汗を流して体をほぐし、綺麗な衣服に着替えてさっぱりした後は地元の美味しい食事。 至福の時を味合わないのは勿体ない。

是非、2日の休みがあれば行かれることをお勧めします!

笠ヶ岳山荘

山歩き、トレッキングの健康への効果

山歩きと温泉で得られるリラクゼーション効果について

山歩きは単に疲れる、苦しい、辛いだけのものではありません。 私も始めるまではそう思っていた1人ではありますが、実際には「辛い3:素晴らしい7」くらいの割合ではないかと思っています。

行く場所によっては辛さが増すコースも十分ありますが、それによって得られる満足度も十分すぎるほど増えるので、山登り=辛いだけのものではなく、体力と精神衛生が磨かれるスポーツと考えていただけると良いかと思います。

山登りで得られる体への効果

筆者自身が研究したわけでも研究結果を調べたわけでもなく、あくまでも実体験にて書かせていただくことをご了承ください。

山登りもよく人生に例えられることが多いのですが、まさにその通りで歩いているときによく考えさせられます。

辛い上り坂が終われば平坦で景色の良いところが現れたりします。 かと思えば急に危険な下り坂であったりアップダウンが交互に現れて体力的にキツイところも出てきたりします。

ずっとそれの繰り返しを経てのゴール(頂上)は格別で、頑張った人にだけ見ることができる景色が待っています。 まさしく人生ではないでしょうか。

そんな登山のメリットは

  1. 体力の強化及び維持
  2. 自然の力を知る
  3. 森林浴効果
  4. 達成感

ざっとではありますがこんなところでしょうか。

具体的に例をあげると、の体力面でのメリットには「弱りやすい下半身の強化」であったり、骨の骨密度の上昇にも良いとされています。また、森の中をのんびりと歩くだけだったとしても、山は長時間かけて歩くため、下界ではなかなかできない長時間の有酸素運動にもなります。 高地に行けばその効果も更に上がることになるでしょう。

自然の力を知るについては、普段の生活、特に都会人には体験できないような自然を体験できることです。 自然は時に脅威を発揮して人間をたやすく壊してしまうことも可能ですが、美しさや素晴らしいものを見せてくれるのも自然です。 街にいては得られない物を得ることができるのも山の魅力ではないでしょうか。
の森林浴効果については精神的健康を保つうえで威力を発揮してくれるはずです。 私はこの尾瀬と上高地が大好きで、特に癒される特別なスポットになっています。

時期にもよりますが、平日であれば「癒し」はさらに増すことになるでしょう。 休日の上高地、尾瀬の人ごみは逆に負の精神状態にもなりかねませんので(笑)要注意です。 混雑半端なしですから!

であげた達成感は「山」をやる人が得たい重要なものではないでしょうか。こればかりは登った人にしか分からない「大切な部分」なので、目標がなくモヤモヤされている人には是非一度試していただきたいものです。

知人でも特に女性に多いのですが、サミッター(頂上を目指す)ではなく、山を歩くことに重きを置かれる方も多いのですが、それも山歩きの良いところで、景色を堪能しつつ森林浴をし、有酸素運動をするという楽しみ方も十分にありだと思いますし、始められたばかりの方にはお勧めだと思います。

私も近くまで行って頂上に立っていない山がいくつかありますが、十分満足して帰ってきています。 そういう山歩きもありますので、辛いばかりではありません。

山歩きのデメリットについて

なんにでもメリットだけではなく、少なからずデメリットもついて回ります。 では、山歩きではどのようなデメリットがあるのかを考えてみました。

  1. 高山病
  2. 怪我、命の危険
  3. 費用
  4. 山小屋でのデメリット

大まかに挙げてみました。

日本の山でも高山病にかかる方は居ます。 高山に行かなければなることがない病なのでご存じない方がほとんどないかと思いますが、これが実に辛い。命に係わる病なので、山に行かれる方は侮ることなく予備知識を得ていくことが重要になります。

急性高山病は、軽症型の高山病で、最もよくみられます。標高2000メートル程度から発症することがあります。通常、高度を上げてから6~10時間以内に症状が現れ、多くの場合、頭痛のほかに、ふらつき感、食欲減退、吐き気と嘔吐、疲労、脱力、易怒性、睡眠障害などがみられます。急性高山病の症状を二日酔いのよう、と表現する人もいます。症状は通常、24~48時間続きます。ときに急性高山病はより重症なタイプの高山病に進行します。

出典:MSDマニュアル

山で一番多いのは下山時の滑落および怪我。

下りは足を踏み外したりして起こる捻挫や骨折の危険があるので特に注意が必要です。

3費用に関しては「道具」を揃えてしまえば後は山小屋の宿泊費用。 日帰りであれば宿泊費用は関係ないので、費用は大して掛からない娯楽ではないでしょうか。

山小屋宿泊時のデメリットは「繁忙期」に宿泊したことのある人であればご存じだとは思いますが、その混雑たるや・・・。

知らない人と触れ合わんばかりの布団どころかもっとひどい時もあるのが山小屋の繁忙期。 逆にストレスを抱えることになるので注意が必要です。

笠ヶ岳周辺について


槍ヶ岳には度々出かけていたのですが、今回登った「笠ヶ岳」は初めて。 新穂高からの登るのも初めてで新鮮な気持ちで3日間を過ごすことができました。

笠ヶ岳は槍ヶ岳方面から見るととても綺麗な形をしており、人を引き付けます。 私も数年前から一度は行きたい山と決めていたのですが、今回念願かなって相方と2人、天気の悪い中もめげずに登ってきました。

槍ヶ岳山頂から望む笠ヶ岳方面 (初夏)

槍ヶ岳山頂から望む笠ヶ岳方面 (9月)

笠ヶ岳

北アルプスのそのほとんどの有名な山は岐阜県と長野県にまたがるものが多いが、笠ヶ岳は完全に岐阜県の飛騨にあり、岐阜の最高峰になる。

笠ヶ岳の標高は2898mで、周りを高い山々に囲まれながらも、均衡の取れた美しい形でそびえるその姿は登山者を誘います。

日本の100名山にも選定されている名峰で、笠ヶ岳は自身の美しさだけでなく、そこから見える北アルプスの景色もまた絶景です。

画質が悪すぎて申し訳ありません。

笠ヶ岳周辺での宿泊

今回の山歩きは2泊3日で新穂高~笠ヶ岳~双六~新穂高をテント泊で回る予定でしたが、3日とも大雨が続き、雷も鳴ってしまったため、急遽小屋泊に変更することになりました。

今回宿泊したのは「笠ヶ岳山荘」で、結果を先に言うと、☆☆☆☆☆の山小屋でした。 テント泊はできませんでしたが、それが逆に良かったと思わせてくれる小屋で、食事は自炊だったので分かりませんが、その他でいえば最高に気持ちのいい山小屋でした。

笠ヶ岳山荘

笠ヶ岳山荘 HP>>>http://kasagatake.com/

テン場は小屋~10分、20分程度(疲れ具合によるw)

2日目の宿泊先は天候の都合により双六から鏡平に変更することに。

鏡平山荘

2日目も朝からの悪天候で双六でのテント泊を断念して下山方向の鏡平で小屋泊することに。

お昼前に到着してしまいましたが快くチェックインさせていただきました。

相方と早速チェックイン後にカレーとラーメンで昼食をとり、ビールをいただいて昼寝。 雨の中を歩く2日間の行程で疲れ切っていたので爆睡させていただきました。

清潔な小屋内には大きな乾燥室、綺麗なトイレ、食堂兼の和室の談話室と2テーブルの玄関前の談話室を備え、外には大勢が寛ぐことのできるスペースもある大変良い小屋でした。

きっと眺めもいいはずなのでしょうが・・・。 あいにくの雨続きで展望は不明のままでした(笑)

鏡平小屋は、かき氷が食べられることで知られているのですが、あいにくの天気で食す元気も出なかったのが残念でした。

鏡平山荘は双六小屋の系列で、その連絡網を生かした情報は素晴らしいものでした。

双六小屋 HP >>>http://www.sugorokugoya.com/

笠ヶ岳および双六方面へのアクセス

まずは起点となる新穂高までのアクセスを方面別に

東京方面から

  • JR新宿~松本(2時間40分)
  • 定期バス松本~(平湯)~新穂高(2時間10分)
  • 高速バス新宿~(平湯)~新穂高(5時間10分)

名古屋方面から

  • JR名古屋~高山(2時間20分)
  • 高速バス名古屋~高山(2時間40分)
  • 定期バス高山~新穂高(1時間40分)

大阪方面から

  • JR大阪~高山(3時間20分)
  • 高速バス大阪(梅田)~高山(5時間30分)
  • 定期バス高山~新穂高(1時間40分)

私たちは夜23:00新宿発のあるぺん号で新穂高へ向かい、早朝到着後に登山計画書を提出後、目的地へ出発しました。

毎日あるぺん号 >>> https://www.maitabi.jp

新穂高~笠ヶ岳(1日目)笠新道を登る

今回の計画は、新穂高~笠新道を通り、笠ヶ岳山荘のテン場でテント泊後、2日目は双六へ向かう予定でした。

しかし、天候が悪く雷も鳴り始めたため急遽小屋泊に変更。 そこまでの工程を

まずはバスを下車後新穂高センターで登山計画書を提出します。 ※登山計画書の提出は厳守です。

 

※オンラインでも可能ですので参考まで>>>岐阜県側 https://www.kitaalpsgifu.jp/climbing.html

 

計画書を提出後はトイレで用を足し、準備運動をして出発。 ダラダラと1時間ほど笠新道の登山口を目指します。

こんな道をダラダラ歩く。 天気が良ければここで汗だくになりそうな道でした。

笠新道登山口には「水場」があるのでここで水を汲んでいきましょう。 笠の小屋までは水場もお店も無いのでしっかり調べて持っていく水分の量を決めましょう。

笠新道は有名な登りのキツイ登山道でとにかくひたすらに登り続けます。 平坦な道や途中に少し下るなんていうのはほぼ無い登り一辺倒の道、十分な体力が必要です。

とはいえ、運動不足でビールっ腹のオヤジ(筆者)がなんとかたどり着けた道なので(笑)十分な水と行動食があれば大丈夫でしょう!

ここから急登のスタートです。

笠ヶ岳山荘のご主人曰く、笠新道は20年ほど前にできたまだまだ新しい登山道で、周りの木々や地形からこのような急登になってしまったそうです。 最近ようやく登山道らしく足場も固まってきたようで、「急」という以外はしっかり整備された登山道だと思います。

少々注意が必要なのは、ところどころにある金属製の足場、以下のような

雨の日は滑りやすいのはもちろんのこと、動いたり揺れたりするものもあるので「なるべく踏まないほうが良いかも」しれません。

足元をしっかり確認して踏んでください。

ひたすら登ると稜線に出ます。 そこからの眺めと風の気持ちよさは、そこまでの苦労を忘れさせてくれるはずです。

だから止められないのですが!

天気が悪かったのですが、稜線に出た瞬間に一気にガスが抜けてくれました。

稜線に上がった後も楽にはならずでしたが、小屋がみえると最後の力が出ます。

笠ヶ岳山荘が見えて、最後の踏ん張り。 たどり着いた時が至福の瞬間ですね。

テン場から笠山荘を見る。 ここから上まで10分程度・・・。 ほんとかな?(笑)

笠ヶ岳~鏡平山荘へ(2日目)

このルートは稜線上から徐々に下っていき、双六へ向かう方向との分岐(弓折乗越)を鏡平山荘方面へ下っていくルート。

約4時間ほどの行程です。(下りコースタイムは4時間半)

当日は雨、濡れた靴とレインウエア内の汗の気持ち悪さから先を急いだため、写真を撮る気にはなれませんでした。

しかし、雨の日の北アルプスの高地にはちょっとした楽しみが待っています。

それが以下の動画にもあるのですが、雷鳥を見ること。 雨の日、ガスのきつい日にどことなく現れる雷鳥は本当にかわいらしく、見るものを飽きさせません。

いつまでも見ていたくなりますよね。 短い動画ですが、中には5羽いますので探してみてください! (嫁の撮影:iphone)

鏡平山荘~わさび平~新穂高(3日目)下山日

コースタイム210分 3時間半ほどの下り道。

途中のわさび平小屋で名物の「そうめん」をいただき、ここからはまた往きに来た道をダラダラと下ります。

わさびからはダラダラと1時間ほどで新穂高に到着。 あとはゆっくりバスの時間まで温泉とビールとランチでまったり過ごすだけ。

下りはあまり膝にも負担の来ない道だったと思います。

次はこの道を逆に、双六を目指したいところでした。

新穂高周辺の食

今回通ったルートで食べてきた周辺の「食」について。

今回はテント泊を予定していたため「自炊」用の食料を用意していました。 そのため小屋では「素泊まり」を利用したため、小屋の食事を紹介することができません。

なので昼食で食べた「ランチメニュー」を紹介します。

鏡平山荘のランチ

カレー(筆者)、ラーメン(相方)と・・・エビスビール

鏡のビールはエビスとスーパードライ お酒は定番の双六のお酒

わさび平では名物のそうめんをいただきました。下りの人よりも登りの人が食すべ食べ物ですが、そこは名物という事で。

新穂高でランチ

新穂高では新穂高ロープウェイ乗り場でいただきこともできますし、少し下ったところにある日帰り入浴施設の「中崎山荘 奥飛騨の湯」でもいただくことができます。

中崎山荘 奥飛騨の湯

湯上りの生ビールと蕎麦で無事を乾杯。

高山ラーメンも気になったのですが、折角歩いて痩せた気がしたので蕎麦で落ち着きました(笑)

新穂高ロープウェイ乗り場

相方が土産を探しているすきに追加でおこわと生ビールを。

新穂高の日帰り温泉

新穂高で入るならここがおすすめ! 「中崎山荘 奥飛騨の湯」

こちらは日帰り入浴と食事ができ、休憩所もあるのでバスを待つのにはとても便利なところ。

さらに一番肝心な「温泉」は、☆☆☆ とてもいい湯でした。

泉質は単純硫黄泉(露天)、・・・・(内湯)だったらしいのですが、最近は両方とも単純硫黄泉だったらしいと張り紙がしてありました。

温度が温めのため、いつまでも入っていられそうないい湯でした。 また、男女ともに温泉の蒸気によるミストサウナがあり、浴室内には湧き水と飲泉用の温泉もあります。

日帰り温泉ですが、温泉をしっかりと満喫することがきる施設です。 満足!

上高地のような混雑もなく、平日であればのんびり過ごすことのできる「新穂高」はお勧めの北アルプスへの入り口ではないでしょうか。

最後に

癒しと健康を目的とした山歩き&日帰り温泉の旅は年齢、性別関係なく皆さんにおすすめをしたい旅行のスタイルだと思っています。

山を歩くことによって得られるものは「下半身強化」、「ダイエット効果」などがありますが、更にそれらに加え、景色を見ることや達成感により頭の芯からスッキリとする感覚を得ることができるでしょう。 また、それらを更に土地土地の温泉が疲れ切った心も体も癒してくれることになるはずです。

辛いだけではないので一度お試しください。

最後に、今回の笠ヶ岳コース(2泊3日)はずっと雨の道中でした。


川のようになっているのが登山道で、ここを歩いていくわけですがまさに「沢登り」でした。 このあと雷が鳴り30分ほどテントの外側だけを被って雨をしのいでビバーグし、雷をやり過ごしました。

雨と分かっている日は「行かない」という選択肢もあり、それが重要であるとつくづく感じました。 相場も似たところがありますよね、「休むも相場」という格言がありますが、大切さが身に沁みました。

しかし、と言ってはいけないのですが、雷を伴わない少雨であれば逆に行きたいし、経験者ならおすすめもしたいところです。

なぜなら動画にも上げましたが、こんな天気でしか見られないものも多く存在します。

また、雨後の景色は普段見れる景色を何倍にもして私たちの前に姿を見せてくれます。 一概にそちらとも言えませんが、雷注意報が出ていなければ「注意に注意を重ねて」行くのも良いかもしれませんね。 ただし初心者はこれに限りません!! 雨はいかないほうがいいと断言します。

全くの雑談ではありますが、ここ数年家の相方についていくことができなくなりました(笑)

体の巨大化(肥満化)と運動不足で、普段から山に行きまくっている相方には歯が立たなくなってしまいました。

そこで、帰りのバス内でポチっとクリック、買ってしまいましたw

重いです・・・。 もう一段軽くしておけばよかった。

これで鍛えて9月にリベンジしたいところですが。

普段の街の生活に疲れている方や、体力強化、ダイエット目的の方、いずれにしても「山登り」を試してみたはいかがですか?

いろんな意味で、本当に「良い景色」を見ることができると思いますよ。

それでは、また。 良い1日を!

 

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ツノさん
  • 自身究極の1枚を求めて終わらない旅を継続中。

    今までは嫌なことも自分のためと思い無理をして生きてきましたが、そんな生き方を改め、シンプルに好きなことをしながら生きていくべく現在奮闘中。

    旅好き、写真好きオヤジのブログです。

    旅、写真、ガジェットなど趣味の部分と、ライフスタイル全般、株式投資、税金対策などの情報をシェアできればと思っています。

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